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번역 [번역연습] 怪人二十面相 - 사람인가 악마인가 1/3

Moderator norizi
2019-07-27 03:32:24 354 0 0

人か魔か

사람인가 악마인가


 その午後には、羽柴一家総動員をして、帰朝《きちょう》の壮一君を、羽田空港に出むかえました。

그날 오후에는 하시바 집안 사람을 총동원해서 하네다 공항으로 귀국하는 소이치를 마중나갔습니다.


 飛行機からおりたった壮一君は、予期にたがわず、じつにさっそうたる姿でした。

비행기에서 내린 소이치는 예상한 것 처럼 실로 씩씩한 모습이었습니다.


こげ茶色の薄がいとうを小わきにして、同じ色のダブル・ボタンの背広を、キチンと着こなし、折り目のただしいズボンが、スーッと長く見えて、映画の中の西洋人みたいな感じがしました。

짙은 갈색 얇은 외투를 겨드랑이에 끼고 같은 색 더블 버튼 양복을 말끔히 차려입고 주름이 반듯이 잡힌 바지가 길고 늘씬하게 보여서 영화 속의 서양인 같은 느낌이 났습니다.


 同じこげ茶色のソフト帽《ぼう》の下に、帽子の色とあまりちがわない、日にやけた赤銅色《しゃくどういろ》の、でも美しい顔が、にこにこ笑っていました。

마찬가지로 짙은 갈색 중절모자 아래로, 햇볕에 타서 모자 색과 비슷한 적동색이지만 아름다운 얼굴이 싱글벙글 웃고 있었습니다.


濃い一|文字《もんじ》のまゆ、よく光る大きな目、笑うたびに見える、よくそろったまっ白な歯、それから、上くちびるの細くかりこんだ口ひげが、なんともいえぬなつかしさでした。

진한 일자 눈썹, 번뜩이는 커다란 눈, 웃을 때마다 보이는 가지런하고 새하얀 이, 그리고 윗입술의 섬세하게 손질한 콧수염이 뭐라 말할 수 없이 매력적이었습니다.


写真とそっくりです。

사진 그대로입니다.


いや、写真よりいちだんとりっぱでした。

아니, 사진보다 한층 훌륭했습니다.


 みんなと握手をかわすと、壮一君は、おとうさま、おかあさまにはさまれて、自動車にのりました。

모두와 악수를 나누고 나서, 소이치는 아버님 어머님과 함께 자동차에 탔습니다.


壮二君は、おねえさまや近藤老人といっしょに、あとの自動車でしたが、車が走るあいだも、うしろの窓からすいて見えるおにいさまの姿を、ジッと見つめていますと、なんだか、うれしさがこみあげてくるようでした。

소지는 누님이랑 곤도 노인과 함께 뒤쪽 차에 탔는데, 차가 달리는 동안에도 뒷유리로 보이는 형님의 모습을 가만히 보고있으니 왠지 기쁨이 복받쳐 오르는 것 같았습니다.


 帰宅して、一同が、壮一君をとりかこんで、何かと話しているうちに、もう夕方でした。

집에 돌아와서 모두가 소이치를 둘러 싸고 이것저것 이야기 하다보니 벌써 저녁때가 되었습니다. 


食堂には、おかあさまの心づくしの晩さんが用意されました。

식당에는 어머님이 정성을 다하신 만찬이 준비되었습니다.


 新しいテーブル・クロスでおおった、大きな食卓の上には、美しい秋の盛り花がかざられ、めいめいの席には、銀のナイフやフォークが、キラキラと光っていました。

새 식탁보를 덮은 커다란 식탁 위에는 아름다운 가을의 꽃바구니가 놓여있고 각 자리에는 은 나이프와 포크가 반짝반짝 빛나고 있었습니다.


きょうは、いつもとちがって、チャンと正式に折りたたんだナプキンが出ていました。

오늘은 평소와 달리 정확히 정식으로 접은 냅킨도 놓여 있었습니다.


 食事中は、むろん壮一君が談話の中心でした。

식사중에는 물론 소이치의 이야기가 중심이었습니다.


めずらしい南洋の話がつぎからつぎと語られました。

신기한 동남아 이야기를 끊임없이 했습니다.


そのあいだには、家出以前の、少年時代の思い出話も、さかんにとびだしました。

그 중간중간에 가출하기 전 소년시절의 추억 이야기도 많이 나왔습니다.


「壮二君、きみはその時分、まだあんよができるようになったばかりでね、ぼくの勉強部屋へ侵入して、机の上をひっかきまわしたりしたものだよ。

"소지, 너는 그 당시 아직 걸음마를 뗀지 얼마 안되었을 때였지. 내 공부방에 쳐들어 와서 책상위를 휘젓고 다니고 그랬어.


いつかはインキつぼをひっくりかえして、その手で顔をなすったもんだから、黒んぼうみたいになってね、大さわぎをしたことがあるよ。

한번은 잉크병을 엎고 그 손으로 얼굴을 문질러서 검둥이 처럼 돼서 큰 소동을 벌인 적도 있어.


ねえ、おかあさま。」

그렇죠? 어머님."


 おかあさまは、そんなことがあったかしらと、よく思いだせませんでしたけれど、ただうれしさに、目に涙をうかべて、にこにことうなずいていらっしゃいました。

어머님은 그런 일도 있었던가 하시며 잘 기억을 못하셨지만, 그저 기쁨에 눈물을 글썽이며 미소 지으며 고개를 끄덕이고 계셨습니다.


 ところがです、読者諸君、こうした一家の喜びは、あるおそろしいできごとのために、じつにとつぜん、まるでバイオリンの糸が切れでもしたように、プッツリとたちきられてしまいました。

그런데 말입니다. 독자여러분. 이런 집안의 기쁨은 어떤 무서운 사건 때문에 실로 갑자기, 마치 바이올린의 줄이 끊어지는 것처럼 뚝 하고 끊어져 버렸습니다.


 なんという心なしの悪魔でしょう。

이 무슨 매정한 악마일까요


親子兄弟十年ぶりの再会、一生に一度というめでたい席上へ、そのしあわせをのろうかのように、あいつのぶきみな姿が、もうろうと立ちあらわれたのでありました。

부모형제의 10년만의 재회, 일생에 한 번뿐인 경사스런 자리에 마치 그 행복을 저주하는 듯이 그놈의 기분나쁜 모습이 어슴푸레 나타난 것이었습니다.


 思い出話のさいちゅうへ、秘書が一通の電報を持ってはいってきました。

추억 이야기를 한창 하고 있는데 비서가 전보 한통을 가지고 들어 왔습니다.


いくら話にむちゅうになっていても、電報とあっては、ひらいて見ないわけにはいきません。

아무리 이야기에 열중하고 있었다고 해도 전보라면 열어보지 않을 수는 없습니다.


 壮太郎氏は、少し顔をしかめて、その電報を読みましたが、すると、どうしたことか、にわかにムッツリとだまりこんでしまったのです。

소타로 씨는 약간 얼굴을 찡그리며 그 전보를 읽기 시작했는데, 무슨 일인지 갑자기 입을 꾹 다물어 버렸습니다.


「おとうさま、何かご心配なことでも。」

"아버님 무슨 걱정거리라도."


 壮一君が、目ばやくそれを見つけてたずねました。

소이치가 빠르게 눈치를 채고 물었습니다.


「ウン、こまったものがとびこんできた。

'그래, 골치거리가 날아들어 왔다.


おまえたちに心配させたくないが、こういうものが来るようでは、今夜は、よほど用心しないといけない。」

너희들을 걱정시키고 싶지 않지만, 이런것 까지 올 정도라면 오늘밤은 어지간히 조심하지 않으면 안된다."


 そういって、お見せになった電報には、

「コンヤショウ一二ジ オヤクソクノモノウケトリニイク 二〇」

とありました。

그렇게 말하고 보여 주신 전보에는,

"오늘밤 정십이시 약속한 물건을 받으러 간다 이십"


二〇というのは、「二十面相」の略語にちがいありません。

'이십'이라는 것은 '이십면상'의 줄임말이 틀림없습니다.


「ショウ一二ジ」は、正《しょう》十二時で、午前|零時《れいじ》かっきりに、ぬすみだすぞという、確信にみちた文意です。

'정십이시'는 정 12시로, 오전 0시 정각에 훔치겠다는 확신에 찬 문장입니다.


「この二〇というのは、もしや、二十面相の賊のことではありませんか。」

"이 이십이라는 것은 혹시 도둑 이십면상을 말하는 것 아닙니까?"


 壮一君がハッとしたように、おとうさまを見つめていいました。

소이치가 깜짝 놀라며 아버님을 보며 말했습니다.


「そうだよ。おまえよく知っているね。」

"맞아. 너도 잘 알고 있구나."


「下関上陸以来、たびたびそのうわさを聞きました。

"시모노세키 상륙 이래 여러번 그 소문을 들었습니다.


飛行機の中で新聞も読みました。

비행기 안에서 신문도 읽었습니다.


とうとう、うちをねらったのですね。

기어이 우리집을 노리는군요.


しかし、あいつは何をほしがっているのです。」

그런데 그놈은 무엇을 탐내고 있는 겁니까?"


「わしは、おまえがいなくなってから、旧ロシア皇帝の宝冠をかざっていたダイヤモンドを、手に入れたのだよ。

"나는 네가 없어지고 나서 구 러시아 황제의 왕관을 장식하고 있던 다이아몬드를 손에 넣었다.


賊はそれをぬすんでみせるというのだ。」

도둑은 그걸 훔치겠다고 하는 것이야."


 そうして、壮太郎氏は、「二十面相」の賊について、またその予告状について、くわしく話して聞かせました。

그리고나서 소타로 씨는 도둑 '이십면상'에 관해서, 또 그 예고장에 관해서 자세히 이야기를 들려주었습니다.


「しかし、今夜はおまえがいてくれるので、心じょうぶだ。

"하지만 오늘밤은 네가 있어 주어서 마음이 든든하다.


ひとつ、おまえとふたりで、宝石の前で、寝ずの番でもするかな。」

어디 한번 너와 둘이서 보석 앞에서 불침번이라도 설까."


「ええ、それがよろしいでしょう。

예, 그게 좋겠습니다.


ぼくは腕力にかけては自信があります。

저는 힘에는 자신 있습니다.


帰宅そうそうお役にたてばうれしいと思います。」

집에 돌아오자마자 도움이 될 수 있어서 기쁘게 생각합니다.

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