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번역 [번역연습] 怪人二十面相 - 머리말

Moderator norizi
2019-04-16 23:00:51 461 2 0

怪人二十面相

괴인 이십면상


江戸川乱歩

에도가와 란포


はしがき

머리말


 そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました。

그 당시, 도쿄의 온 동네란 동네, 집이란 집에서는 두 명 이상이 모이면 마치 날씨 이야기를 하듯 괴인 '이십면상'의 이야기를 했습니다.


「二十面相」というのは、毎日毎日、新聞記事をにぎわしている、ふしぎな盗賊《とうぞく》のあだ名です。

'이십면상'이란 매일매일 신문기사에 오르내리는 이상한 도둑의 별명입니다.


その賊は二十のまったくちがった顔を持っているといわれていました。

그 도둑은 20가지의 전혀 다른 얼굴을 가지고 있다고 합니다.


つまり、変装《へんそう》がとびきりじょうずなのです。

즉, 변장을 엄청나게 잘한다는 겁니다.


 どんなに明るい場所で、どんなに近よってながめても、少しも変装とはわからない、まるでちがった人に見えるのだそうです。

아무리 밝은 곳에서 아무리 가까이가서 보더라도 전혀 변장을 알아볼수 없을 정도로, 아예 다른 사람으로 보인다고 합니다.


老人にも若者にも、富豪《ふごう》にも乞食《こじき》にも、学者にも無頼漢《ぶらいかん》にも、いや、女にさえも、まったくその人になりきってしまうことができるといいます。

노인, 젊은이, 부자, 거지, 학자, 불량배는 물론 여자까지도, 완벽히 그 사람이 될 수 있다고 합니다.


 では、その賊のほんとうの年はいくつで、どんな顔をしているのかというと、それは、だれひとり見たことがありません。

그러니, 그 도둑의 진짜 나이가 몇살이고 어떤 얼굴을 하고 있는지는 아무도 알 수 없습니다.

二十種もの顔を持っているけれど、そのうちの、どれがほんとうの顔なのだか、だれも知らない。

20가지나 얼굴을 가지고 있는데, 그 중에서 어느 것이 진짜 얼굴인지 아무도 모릅니다.

いや、賊自身でも、ほんとうの顔をわすれてしまっているのかもしれません。

어쩌면 도둑 자신도 진짜 얼굴을 잊어 버렸을지도 모릅니다. 

それほど、たえずちがった顔、ちがった姿で、人の前にあらわれるのです。

이럴 정도로 항상 다른 얼굴, 다른 모습으로 사람들 앞에 나타납니다


 そういう変装の天才みたいな賊だものですから、警察でもこまってしまいました。

이렇게 변장의 천재인 도둑이라, 경찰도 애를 먹고 있습니다.


いったい、どの顔を目あてに捜索したらいいのか、まるで見当がつかないからです。

대체 어떤 얼굴을 대상으로 수사를 해야할지 전혀 감이 잡히지 않기 때문입니다.


 ただ、せめてものしあわせは、この盗賊は、宝石だとか、美術品だとか、美しくてめずらしくて、ひじょうに高価な品物をぬすむばかりで、現金にはあまり興味を持たないようですし、それに、人を傷つけたり殺したりする、ざんこくなふるまいは、一度もしたことがありません。

다만, 그나마 다행인것은 이 도둑은 보석이나 미술품 같은 아름답고 희귀하며 매우 고가인 물품들만 훔치고 현금에는 별로 흥미가 없는데다가, 사람을 다치게 하거나 죽이는 등 잔혹한 짓은 한번도 한 적이 없습니다.

血がきらいなのです。

피를 싫어하는 겁니다.


 しかし、いくら血がきらいだからといって、悪いことをするやつのことですから、自分の身があぶないとなれば、それをのがれるためには、何をするかわかったものではありません。

하지만, 아무리 피를 싫어한다고 해도 나쁜 짓을 하는 놈이니까 자신이 위험에 빠지면 벗어나기 위해서 무슨 짓을 할지 모릅니다.

 

東京中の人が「二十面相」のうわさばかりしているというのも、じつは、こわくてしかたがないからです。

사실 도쿄 사람들이 전부 '이십면상' 이야기를 하는 것은 너무 무섭기 때문입니다.


 ことに、日本にいくつという貴重な品物を持っている富豪などは、ふるえあがってこわがっていました。

특히 일본에 몇 개 밖에 없는 귀중한 물건을 가지고 있는 부자는 벌벌 떨면서 무서워하고 있습니다.


今までのようすで見ますと、いくら警察へたのんでも、ふせぎようのない、おそろしい賊なのですから。

지금까지 상황을 보면, 아무리 경찰에 연락해도 막을 수 없는 무서운 도둑이기 때문입니다.


 この「二十面相」には、一つのみょうなくせがありました。

이 '이십면상'은 한 가지 이상한 습성을 가지고 있습니다.


何かこれという貴重な品物をねらいますと、かならず前もって、いついく日にはそれをちょうだいに参上するという、予告状を送ることです。

어떤 귀중한 물품을 노리면, 반드시 언제 그것을 가지러 나타난다는 예고장을 보내는 겁니다.


賊ながらも、不公平なたたかいはしたくないと心がけているのかもしれません。

도둑이지만 불공평한 싸움은 하고 싶지 않다고 생각하고 있는지도 모릅니다.


それともまた、いくら用心しても、ちゃんと取ってみせるぞ、おれの腕まえは、こんなものだと、ほこりたいのかもしれません。

아니면, "아무리 대비하더라도 반드시 훔치겠다. 내 솜씨가 이 정도다."라고 자랑하고 싶은 건지도 모릅니다.


いずれにしても、大胆不敵《だいたんふてき》、傍若無人《ぼうじゃくぶじん》の怪盗《かいとう》といわねばなりません。

어쨌든, 대담무쌍하고 방약무인한 괴도라고 하겠습니다.


 このお話は、そういう出没自在《しゅつぼつじざい》、神変《しんぺん》ふかしぎの怪賊と、日本一の名探偵《めいたんてい》明智小五郎《あけちこごろう》との、力と力、知恵と知恵、火花をちらす、一|騎《き》うちの大闘争《だいとうそう》の物語です。

이 이야기는 이렇게 신출귀몰, 변화무쌍한 괴도와 일본 제일의 명탐정인 아케치 코고로의 힘과 힘, 지혜와 지혜, 불꽃 튀는 일대일 대승부의 이야기입니다.


 大探偵明智小五郎には、小林芳雄《こばやしよしお》という少年助手があります。

대탐정 아케치 코고로에게는 고바야시 요시오라는 소년 조수가 있습니다.

このかわいらしい小探偵の、リスのようにびんしょうな活動も、なかなかの見ものでありましょう。

이 귀엽고 작은 탐정의 다람쥐처럼 민첩한 활동도 상당히 볼만 할 것입니다.


 さて、前おきはこのくらいにして、いよいよ物語にうつることにします。

그럼 서론은 이쯤하기로 하고, 슬슬 이야기를 시작하겠습니다.

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